道産子には馴染みのジンギスカン鍋
しかし本州の人はやはり見慣れないどころ使えない
北海道に帰省中にジンギスカンの名店に行ったが周りの客は使い方がわかってなく生焼けの野菜を食べていた
という事でジンギスカン鍋と正しいジンギスカンの食べ方をのせてみる
まずはあの独特の形、兜のような円錐の形には訳がある
あれは羊の油を下に落とす効果がある
羊の肉は臭みがあり油がそれを倍増させる
だから焼きながら油を落とす
しかしなんでもそうだが旨味は油にある
せっかくの油は香草野菜で煮るためにある
焼くではなく煮る
イメージはアヒージョ
だから最初は油の多い肉を焼き野菜に油を吸わせる
そして油が出たところに野菜を置きゆっくり熱を通す
肉は脂身の多い→少ないにして
こまめに野菜を焼いていくと良い感じに色がつく
ここからがジンギスカンの野菜の本領
油を吸い込ませ焦がさないように育てた玉ねぎは飴色になり油の臭みと玉ねぎの甘みがなんともいえないごくじょうペースト?になる
それを特製のタレにつけたらご飯が何倍もイケる美味さに
これが道産子の食べ方だ
焼くではなく煮る本州の焼き肉とは違うんだよこれが
生肉に漬け込み、ブロックなどいろいろな形で最近は手に入るけど一度ジンギスカン鍋を使ってたべてみては?