クマとスカイライン

趣味とBNR32 GT-Rの維持と修理とカスタムの記録

BNR32エンジン② ターボの決め手はR1タービン

あいも変わらず緊急事態宣言のため今週もアパートに引きこもり

その中で最近気になっているエンジンについて調べている

 

前回は排気量だったので今回はTURBO(過給)に最も重要なタービンについて調べてみた

 

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と言ってもクマは車関係の特にエンジン関係の技能者なので構造とか仕組みではなくなぜチューニングの際にこのタービンを選んで装着したのかをネットで調べながら考えてみた

 

まず簡単にエンジンの構造からしていうと

空気を吸う→燃料出す→圧縮する→爆発する→排気ガスを出す

が一般的な構造になるターボは

排気ガスを出す→排気ガスの力でプロペラを回す→プロペラの力で空気をたくさん吸う→燃料出す→圧縮する→排気ガスを出す

になる

プロペラは風車や水車をイメージして排気の押し出す方向に羽が動くと羽の力が変換されて空気を吸い込む方向に羽が動き吸気をアシストすると考えればいい

 

これが簡単なターボのイメージ

*難しかったらすみません

 

そのためタービンを選ぶ際は基本2点できまる

羽(ブレード)の大きさと羽の回りやすさ(回転軸部分)

 

もちろん羽は大きければ大きいほどたくさん空気を取り込めれるけれども回すのにも力がいるため低回転で過給されずに時間がかかる

これをターボラグという

 

逆に小さい羽にするとよく回り空気を取り込めるため低回転でも過給されるが取り込める空気の量は少ないため過給(ブースト)圧を大きくあげれない

 

Twin Turboが売りだったが今では低回転からも回るタービンが開発されてシングルタービンで出力を上げる方向もある

 

どちらもメリットでメリットはあるので自分がどのようなエンジンにしたいのかで変わってくる

 

まあタービンの、ターボの講釈はここまでとして

クマのRB26にはR1タービンがついている

 

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純正+HKSのパイピング+BLITZのエアクリなのでタービンは見えないけれども

日産?NISMOが出しているタービンになる

 

メーカーでもコンプリートエンジン、リビルトエンジンとして出していたタービンは

BNR32 純正タービン (200ps×2)

BNR34 N1タービン    (250ps×2)

NISMO GTタービン   (300ps×2)

NISMO R1タービン  (300ps×2)

が基本的なものになるのかな?

BNR34からコンプレッサの容量が少し多くなり

羽の材質もセラミックからメタルに変わったり軸部分にボールベアリングが入りNISMOはさらに容量が多くなる

 

前々オーナーがこのタービンを選んだのは純正品の安心感と550馬力300キロのエンジンを作るために選択したタービンになる

 

HKSやTOMEI、APEXを選べばもっと馬力はでているものが簡単にできたかもしれないけれどもメンテナンスやブローの恐れはどうしても大きくなる

 

エアコンがついて通勤も楽々仕様と考えた時にエンジンのダメージを考えると500馬力前後でエンジンを作るのが一番いいと考えて作られた仕様になる

 

ここら辺は知り合いから譲ってもらったおかげでどういう経緯でチューニングしたのか?どの部品がついているかを記録として残っているのが嬉しい

 

クマが乗るぶんにはそこまで馬力もいらないしブーストも1.2までかけれるがそこまでかけたこともないし7割くらいを楽しめたら十分

 

RB26エンジン譲ってもらった時ノーマルだったとしたら壊れるまではノーマルで乗っていただろうし今の状態ならできるだけ維持をしていきたい